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技術(うで)があれば患者さんは来てくれる

確かに90年代まではこの考え方は正解でした。看板を掲げ、ある一定の技術があれば患者さんは来てくれました。

ただ今はどうでしょう・・・?

また一つ他業界の例をあげましょう。理容院・美容院業界です。
ご存知の通り、理容師が運営する理容院(床屋)と美容師が運営する美容院(美容室)とは取得資格が違います。習う技術はほぼ同じですが、理容師資格は刃物(剃刀)を使うことができます。

ではそれぞれのイメージと現状をあげてみましょう。

 

  • 理容院:カット技術重視、顔そりあり、いつもと同じにカット、単価が安い、中年以上の男性が多い、店に変化がない、ホームページ・広告の活用なし
  • 美容院:デザイン力重視、カウンセリング重視しその時毎にデザインを相談、単価が高い、年齢に関わらず女性が多い、店に変化がある、ホームページ・広告の活用あり

 

こんな感じでしょうか。
私は調査の為、複数軒の理容院、美容院を実際に顧客として回ったことがあり、現在も用途に合わせて、1軒の理容院と2軒の美容院に通っていますが、ほとんどの院が上記に当てはまります。

では現在の業界地図はどうなっているでしょう。

 

  • 理容院:全国に約14万軒(2007年調査)、年間1500軒前後の減少傾向
  • 美容院:全国に約22万軒(2007年調査)、年間1500~4000軒前後の増加傾向

 

このようにこの10数年で業界地図は大きく変化し、技術に溺れ、変化をせず、女性に対しての対策を怠った理容院業界は衰退しています。

では、美容院業界は今後も安泰なのでしょうか。そんなことはありません。
上記の統計どおり増加傾向ではありますが、美容院は毎年1万軒強の新規開業があります。言い換えれば、毎年6000~8000件は廃業しているということです。

我々の治療院業界と同様、明らかな供給過多が現状です。
 

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