今後、業界は闇の時代に
90年代までの業界成長カーブが2000年代に入り鈍化しているにも関わらず、柔道整復師資格者の急増に伴う接骨・整骨院の開業ラッシュ、治療院・リラクゼーションサロンの急増に加え、今まで整形外科や一部専門病院内で細々と展開していたリハビリテーション業界がリハビリテーションのみを行う専門クリニックをオープンするなど、今後の拡大を視野に入れた動きをしてきています。
治療院は供給過多になり、変化をせず、競争に取り残されていく治療院は、続々と廃業に追い込まれるでしょう。
特に接骨・整骨院業界は、今後ますます保険診療の縮小を余儀なくされ、実費診療に移行できない院は淘汰されていくことは間違いありません。
証拠として例をあげると、一足先に淘汰の流れが起こっている類似業界に歯科医院業界があります。全国に約7万件弱ある歯科医院は、医院の急増により需要と供給のバランスが崩れ、廃業する歯科医院が続々と出てきています。特に時代の流れが読めず、100%保険診療に頼り、ホワイトニングや歯列矯正などの実費診療割合を上げる努力を怠った歯科医院が廃業を余儀なくされている現状は、供給過剰・保険の締め付け・患者さんの動きなどが類似している接骨・整骨院業界の今後の流れを推察する、先例となるでしょう。


